ファミリーオフィス 業務内容 IFAとは? ご挨拶 会社概要

IFAとは?

金融商品仲介業に携わる者は、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれています。
IFAとは独立、中立的な立場から資産運用のアドバイスを行う専門家であり、特定の金融機関に属しておりませんので会社の営業方針に縛られることも無く、お客様の視点に立ったご提言、アドバイスが可能となっております。
2017年3月30日付けで金融庁より「顧客本位の業務運営に関する原則」が公表されました。これは金融事業者が顧客本位の業務運営を実現していくための原理原則を説明した内容となっております。
しかしながら、何故今更になって顧客本位の為の原則を声高に言わなければならなかったのでしょうか。
私見ではございますが、それは今までの金融機関が営業面や商品開発等において、顧客本位と言うには不完全であった事に過ぎないと思います。
どこの企業でも社是としてお客様第一主義を掲げています。
しかし特に金融機関(証券会社や銀行等)で金融商品を販売して手数料を得るビジネスモデルにおいては、どうしても投資家であるお客様との間で利害が相反する局面が存在しています。
金融機関に属する営業担当者は、数多くの顧客を抱えながら会社の為に業績を上げていかなくてはなりません。その為、会社に決められた商品を販売する事に重点がおかれ、その商品が本当にお客様に合ったご提案なのかどうかと真剣に考える事は後回しになりがちです。少なくとも私の今までの実体験上においてはそうでした。
一方、IFAは特定の金融機関に属さない為、当然営業ノルマなどは存在しません。
転勤異動はございませんので一生涯に渡って、お客様の担当をさせて頂く事が出来ます。
また、お客様一人一人のご意向を重視し、今後のライフプランやファイナンシャルプランに沿った形で様々なご提言をさせて頂きながら、お客様の立場に立った資産運用のアドバイスが可能となっております。
私共IFAの価値は、会社の為にどれだけ業績を上げたかではなく、お客様との継続的、永続的なご支持をどれだけ頂戴出来ているかで決まります。
欧米では、医師や弁護士と並んでIFAの社会的地位は高く、人生を成功させるためにはこの3つの職業の有能な人との付き合いが大切と言われています。
お客様のお傍に寄り沿い、お客様と同じ立場、同じ目線で資産運用のアドバイスが出来るIFAという仕事に私は存在意義を感じ、そして誇りを持っております。

「これからの金融について」

長年に渡る経済の低成長や、少子高齢化の進展もあり、日本の社会保障制度は大変厳しい状況となっております。
公的年金の支給開始年齢が徐々に遅れて来ている事もあり、将来の老後に対する漠然とした不安は増していくばかりです。
そういった中、2014年にはNISA、2017年にはiDeCoと次々と新たな投資制度やその制度改正が行われております。
非常に便利で税制優遇もあり、大変喜ばしい事だと思いますが、私はこの様な政策の背景には「これからは自分の老後に自分で責任を持って下さいね。」といった国からのメッセージが込められている様にも思えます。
つまり、「運用制度も整えます。税制優遇もやります。だから自分の将来の為、自己責任で資産運用をしていって下さい。」という事ではないでしょうか。
豊かな老後の実現には、当然お金は必要ですので公的年金による収入以外にも自分年金的なものを一人一人が真剣に考えなければならない時代になっていると思います。
一方で日本は、世界でも有数の金融資産大国であります。
低金利が長引く中、金利収入が大きく増えていく可能性は極めて低い為、今後はリスクとリターンを考えた賢い運用の必要性が今まで以上に出て来ているのではないでしょうか。
私共ファミリーオフィスは、お客様より信頼を頂戴出来るアドバイザーとして、お客様の立場に立ったご提言をさせて頂きたいと心から思っております。
是非私達と一緒に今後の将来を考えてみませんか?